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「中学生は有意義な三年間が過ごせる高校へ,高校生は可能な限り希望の大学や進路へ」を最優先に,塾生一人ひとりに最適な指導法を考え,無理なく進めます。
「有名進学校へ行きたい!」
長年,高校・大学受験に関わっ
て来ましたので,みなさんのその
気持ちは十分に理解できます。
また,この目標があるから,辛
い勉強でも頑張れるのだと思いま
す。
しかし,みなさんが目指してい
るレベルの高い進学校は,日頃聞
いているような夢あふれる理想校
の面だけではない,むしろみなさ
んが今想像しているよりも
遥かに厳しい学力競争の世界
であることを,前もってシッカリ
と認識しておいてください。
レベルの高い高校では,中学時
代に学年上位の成績だった人が,
100番,200番になることが普通
に起こります。
入学早々から,授業内容や進度
に付いていけない人も少なくあり
ません。
もちろん,入学してからが今よ
り何倍も大変であり,すべて自分
の能力と努力次第であることは言
うまでもありませんから,「合格
すればもう安心」などと考えてい
ると,半数以上の人は,厳しい現
実に翻弄されて,自分を見失って
しまいます。
少し厳しい内容ばかりになりま
したが,みなさんは,こうした現
実を受け止めた上で,高校の知名
度や「良い大学へ行ける」など夢
のような話に惑わされることなく
,純粋な気持ちでチャレンジして
ください。
指導方針
レベルの高い進学校で学ぼうと
しているみなさんが,中学校の学
習内容に何時間もかけ,たくさん
問題を解かなければ安定した高い
学力が得られないようなことでは
,高校へ進学してから大変です。
最初は少し戸惑うでしょうが,
高校進学後のことも考えて,時間
と量による機械的な学習法ではな
く,徐々に「問題の質と考え方」
を中心とした対応性のある学習法
へと方向変更しましょう。
必ず結果は付いて来ますので,
安心して指示通りに動いてくださ
い。
時間に追われてガツガツ解こう
としないで,よ~く考え,見通し
を立ててから解くこと,1問に関
する理論を可能な限り拡大し,幅
広く利用できるような判断力を意
識すること,結局はこの習慣が,
思考力の差になり,高校進学後の
,より高いレベルの問題への対応
力の土台になります。
教材の量や時間数を極力少なく
し,各自の学力レベルに合わせた
やや難しめの内容を個々に準備し
ますが,考える力とその習慣をつ
けることが目標ですから,解けな
くてもまったく心配はありません
,粘り強く考えてください。
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